未来は自分で切り拓く!フリーエンジニアの将来性を語ろう
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フリーエンジニアは、営業も開発も基本的にすべて自分でこなさなければなりません。もちろん自ら選んだとはいえ、仕事が立て込んでくると一つの案件に掛けることが出来る時間が限られてしまい、担当者レベルで話がまとまれば、受発注の処理を後回しにして、そのまま開発に着手して完成まで行ってしまうということがあります。さすがに見積もりを出さずに始めることはないでしょうが、受発注内容をお互いに文書で確認するという手間を省いたがために、後々思わぬトラブルが起こりがちです。というのも大型案件になると特に、途中でクライアント側の一方的な事情によって、次々と変更を加えられた挙句にスケジュールは大幅に伸びて、実質的には最初からやり直すに等しいような二度手間を取らされることもあるのです。そのような変更内容も経緯も、はっきりと明示されたものでなければ、やっとの想いで完成品を納入したのに、あろうことか最初に出した見積もりにも及ばない報酬額で手打ちとせざるを得ない事態に至っても、すべて「言った」「言わない」の水掛け論となってしまうため、フリーランス側の泣き寝入りとなる危険があるのです。
もっとも見積書も受発注書もきっちり出していても、途中からの変更が入ると厄介です。というのもクライアント側の意向に沿うよう、何度も何度も変更を繰り返しているうちに、どこまでを最初の見積もりで賄うのか、最終的にどのような変更が加わったのか、といったことが曖昧なままにスケジュールに追われて完成を急ぐことになるため、変更に関する部分が実質「ただ働き」にされてしまう危険があるのです。そのようなことがまかり通れば、お互いの信頼関係を傷つけるのですが、多くは下請けや孫請けといった弱い立場にあるフリーランスにとって交渉の余地がなく、義憤に駆られても後の祭りというわけです。
さて完成品が無事納入されて、何事もなく運用に耐えれば良いのですが、トラブルが起こるとその補償を求められる危険があります。これは基本契約の中で、どのようなトラブルに対してどのような対処をし、またどの範囲でどちらがどれだけの補償を行うのかといった細かな取り決めをしておくことで解決できるのですが、その基本契約をお互いに確認せず、文書を作成して取り交わすことをしないままで仕事を始めてしまうと、思わぬ補償を後から求められる羽目に陥るかもしれません。日本の商慣行では、契約書を確実に取り交わすということが少なく、交渉力の差からフリーランスの側から書面を求めることが難しいという現実もあります。しかし後々のトラブルを回避して自らの身を守るためには、「ノー」と言うべき時には「ノー」と言う勇気が必要です。
フリーエンジニアと正社員、派遣社員の働き方の違いを比べてみましょう。正社員、派遣社員が固定の給金で働くのと違い、個人事業主として働くフリーエンジニアは一つの案件ごとに報酬を得ます。その報酬はスキルや経験、貢献度に対する評価で決まるので本人次第で高収入が得られる可能性があります。仕事の実績に対し、会社員の場合は所属している会社の実績となりますが、フリーエンジニアは個人の実績となります。優秀なエンジニアほど「あなたのスキルを活用したい」と指名を受けることが多くなり、やりがいにつながります。組織の歯車として働くのではなく、報酬と評価が直結するため高いモチベーションを維持することが可能です。 詳しく読む
豊富な人脈は強力な武器となる。これはビジネスマンならだれでも知っている原則です。そして、人脈を持っているかいないかは残酷なほど業務でシビアに現れてきます。重要人物にアポイントが取れるかとれないか、ここで発揮されるのが人脈の有り・無しです。人脈は簡単には手に入るものではなく、生き物のように増えたり減ったりするものです。そしてその人脈は自分を映す鏡なのです。多くの人と付き合うよりも質を重視し大切な人、信頼できる人を増やしていく必要があります。また、人脈というのは持っている人に集まり持っていない人には集まらないものです。 詳しく読む
フリーランスは個人で仕事を獲得しにいかなければなりません。会社勤めと同じような朝起きて仕事をして、という生活を繰り返しても、なかなか仕事は見つからないでしょう。フリーランスが仕事を見つけるには、人脈を作るのが有効な手段です。しかし、ただ人脈を作れば良いというわけでもありません。目的を意識して人との関係を構築していくことが重要です。 詳しく読む
フリーエンジニアは安定して仕事を受けることができないため、忙しい時でも声がかかれば、つい仕事を受けてしまいがちです。しかし、自分自身の許容量を超える場合は断ることも大切です。とは言え、クライアントからの仕事を断るのは心苦しいものです。そんな時は相手を不快な気持ちにさせない断り方が大切です。まず、引き受けたい気持ちをアピールし、お断りせざるをえない理由を述べ、クライアントに迷惑をかけてしまう可能性があることを誠実に伝えましょう。さらに「他にこういうことならできます」と代替案を提示、あるいはできることを伝えます。次の受注につなげるような断り方を覚えることが大切です。 詳しく読む
日々、多くのフリーエンジニアと接してきましたが、成功しているフリーエンジニアには共通点があります。それは優れた「人脈」を持っているということです。人脈についての重要性は理解している方が多いと思いますが、その真の価値を理解している人は強いです。その真の価値とは、「人は常に人から刺激を受けることで成長する」ということです。新たな人脈形成が億劫で、つい慣れ親しんだ身内との関係性にとどまってしまうという人は、要注意です。常に人脈を広げたいという意識を持ち、情報収集をし、そこで出会った人たちを大切にしてください。人脈が人脈を広げるのです。 詳しく読む
フリーエンジニアの営業コストはばかになりません。営業は足で稼ぐとはいえ、すべてが自腹のフリーエンジニアにとって交通費は極力削りたい項目です。時間と費用、両方を最小限におさえて効率よく営業する方法を考えなければなりません。まず一つはブログで専門的な知識を発信することです。ブログは検索エンジンにヒットすること、また、閲覧する人は興味を持っており、声をかけてくる可能性を秘めているためブログでの営業は効果的です。次にセミナーを開催することも営業の一つです。ブログよりも効率は落ちますが潜在顧客を呼び寄せる効率的な手段になるでしょう。これはブログと同じく「役立つノウハウ」を提供し「売り」は最小限にとどめましょう。 詳しく読む