フリーエンジニアの将来性は?-Future of the Free Engineers-

要注意!フリーエンジニアが勘違いしがちな人脈形成

未来は自分で切り拓く!フリーエンジニアの将来性を語ろう

人脈形成で勘違いしてはいけないこと

人脈形成で勘違いしてはいけないこと

「イヴ」からすべてが始まる

聖書において人類の始祖といえば「アダム」と「イヴ」ですが、現代ヨーロッパ人6億5,000万人のDNAを解析したところ、彼らがそもそもは7人の「イヴ」から生まれ出たということが分かり、本やニュースで話題になりました。もっとも7人が6億5,000万人を生み出すまでには、4万5,000年という途方もない年月が掛かっているということも記憶に留めておく必要があるでしょうが、人脈の広がりを考える時、これと似たような傾向を見出すことが出来ます。すなわちフリーランスで大活躍の人が、限りなく広がった豊かな人脈を辿ってみると、実は誰か1人あるいは数人の「イヴ」に辿り着くというものです。もちろん例えば小学校に通えば、その同級生や同窓生が地元にいるという具合に、一度に多くの人を知るチャンスは、幾度となくあります。しかし社会人になってからの人脈となると、一筋縄では行きません。ともすれば狭く偏りがちになり、「類は友を呼ぶ」あるいは最悪の場合には「同類相憐れむ」という危険も大いにあるのです。

意図的な人脈形成の戦略

さて学校時代であっても、「友達を選びなさい」と周囲の大人に教えられた経験があったかもしれません。心理学の研究でも明らかになっているのですが、取り巻く友人によってその人の行動は良くも悪くも影響を受けるのです。高所得者が多く住む地域に住めば、周りの生活レベルに合わせようと、嫌でも生活費が嵩むといえば、誰しも想像できるでしょう。そのため自分の思い描く将来にとって必要な人脈を見出すことは、非常に大切です。人脈を広げる必要があると焦っても、「友達百人できるかな」などとむやみに人数を増やせば良いというものではありません。そして人脈を増やすためには、それぞれとの信頼関係や信頼関係のある人からの紹介といった一手間が必要です。そもそも出会いたい人と出会うチャンスのあるような場に出向く必要がありますが、それがすべてではありません。偶然の機会を逃さないことも必要なのです。そのためには、初対面でも会話を始めたり会話を続けられるような興味ある話題を常に仕入れておくこと、出会う相手に興味を抱くこと、そして何より自分に必要な相手はどのような人かを常に思い描くことです。

相手も自分を求めている

人脈が広がる上で、自分ばかりが相手に求めている関係というのは成り立ち難いものです。何かしら「give and take」という応酬があるのであり、そこに人脈を広げるチャンスは眠っています。すなわち相手に対して自分が与えられるものは何か、を考えることです。優れた人は、どんな相手に対してもよく質問をします。それも単に質問攻めにするのではなく、自分の考えを述べたり考えを促したりして、短時間であっても相手に変化をもたらすこともあるのです。

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フリーエンジニアとして独立して7年。2児の子を持つオヤジです。

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